私はバレンシアに住んで4年ほどになりますがスリには一度も会ったことがありません。いまは。
21カ国旅して一度だけやられました。それは後ほど書きましょう。
話は戻り、スペイン、バレンシア。
この4年間のうちに少ない友達の中で何人の人がスリに会ったか・・・・。
ここバレンシアはすごく治安がいいです。私が感じるなかでは大阪よりも治安がいい。
そんなバレンシアでも夏になると観光客が増えそれを目的としたスリ集団も出稼ぎに違うところからやってきてるような気がします。
なので夏の被害がとても多い。
私の周りで本当に起きたスリ被害をお伝えしようと思います。
case A バレンシア カルメン地域
夜の12時ごろ。
日本人、韓国人、スペイン人、イタリア人6−7人グループでカルメン地区で飲んでいた。
みんないい感じにほろ酔い。人数が多いのでかなり気が緩んでいた気がします。
その夜は気付かずに次の日に2人の女子から連絡が
「財布盗まれた!!!ちょうどお金落とした時だったから200ユーロやられた!!」
もう一人は
「財布ないーーー!!明日家賃払わないといけないから300ユーロおろしてたのにーー」
ですって。
一緒に行ったメンバーとなぜなくなったか話して・・・多分バーで急に話しかけてきた奴が怪しいのではないかと。
未だに謎。
case B バレンシア ビーチ
夜中のビーチ。(この時点でもうあんまりよくない)
イタリア人女子3人でビーチで飲んでいたら・・向こうから3人組くらいの男子がこっちに来た。
そして、強行突破でカバンを持って立ち去った。
彼女らはカバンをちょっと置いて海でパチャパチャしていた。何もする術がなかったらしい。
入っていたのはちょっとの現金と携帯電話。
携帯電話。。それが一番痛かったみたい。バレンシアに来て初日の出来事。
アジア人以外でもスリってあうんだーって思った事件。
case C バレンシア クラブ
case2と同じグループ。彼女らは2、3週間のバケーションできていた。その中の一人と同じアパートに住んでいたので来た当初から最悪だったのんもかかわらずその何日か後。
夜のクラブに友達たちと遊びに入っていた。クラブは普通んクラブではなくサルサクラブだった。
いろんな男の人たちと踊り明かし、夜中帰ってきて。
はい。携帯ない。
そう彼女はもうすでに一回取られているのだ。しかし携帯がないと生きていけない彼女はもちろん速攻携帯を購入し、すられたのである。
「もう!!なんで!!私なの!!」って叫んでました。
カバンは小さいショルダーバックだったそうです。チーン。
case D バレンシア クラブのトイレ
夜中。グループでクラブに行った一人の女子。
飲みすぎてベロベロになった彼女はトイレを占領し、嘔吐を繰り返してた。
友達は多分もう帰ったのかなー?と思って先に帰ってたっぽい。
誰か知らない人がすごく親切に介護してくれたらしい。水持ってきてくれたり、背中をさすってくれたり。
調子がちょっとよくなり家に帰った。
朝起きたら財布がなかった。あの介護してくれた人が・・・・
case E バルセロナ スタバ
バルセロナは警察署に入ったら外国人のスリにあった人たちの列ができるくらいスリが多いです。
なのでめちゃめちゃ気をつけていてもやられるかの性が高い場所です。
その一例
3人組のアジア人女子グループでバルセロナ旅行中疲れてスタバでゆっくりしているところに急におばさんが近づいてきた。
机の上にばって地図を開き指をさし
「asLSJFLKsjvksdvl;SJVMSD.VKHLDHVLsdnvk」
なに言ってるかわからなかったみたい。
わからんよーーーて顔してたら「ありがとー」って言って去って行ったそうです。
そしてそのまま会話の続きをしてふとしたら
携帯がない。
そうテーブルに置いてあった携帯をすられたのです。
気づいた時にはもうすでに遅しでした。
気をつけること
今までのケースを見てみてわかること
1、夏はスリが多いぞ
2、グループでいても狙われるぞ
3、ちっさいショルダーバックは危ないぞ
4、やっぱりiPhone は一番狙われるぞ
せっかく旅行や留学に来てスリにあったらいい思い出もすべていやな思い出に塗り替えられるので!気をつけて。
おまけ
21カ国の旅行と2年間のロンドン生活、4年間のバレンシア生活を入れて海外でスリにあったのは1回です。
6年まえに旅行に行ったマダガスカルの首都アンタナナリボでアンタナナリボで起きた出来事。
一人で旅行していた私はもちろんスリに気をつけてリュックサックは前にして真昼間に市場に出かけた。
市場を出て大通りを歩いていると5.6人の子供達に囲まれて
「マネーマネーマネー」とねだられました。
はじめは「ノーノーノー」って言っていたのですが、体に触れていたので怖くなって日本語で
「やめろ!触るな!!!!」って叫びながら走って逃げた。
忘れないでください、これは真昼間の大通りです。周りにはいっぱい大人がいたのに誰も助けてくれませんでした。それが一番怖かった。
そして、急いでホテルに向かっているとあれ?カメラがない。
綺麗に盗まれました。旅行前に買った新品のカメラと思い出が詰まったメモリーカード(涙)
怖くて、ホテルから出ないでおこうと思ったけれど、警察に行かないと保険が下りないことに気づき頑張って警察署に行きました。
全くわからないフランス語をガイドブックに載っている緊急用語とちょっとの英語で警察官に説明していると最終的にその警官にプロポーズされました(笑)
いや。意味わからんから。
と、私の最初で最後にしたいスリ経験でした。
スリの後の出来事がおもろすぎてスリの怖かった思い出はちょっと薄れましたが、やっぱり怖い経験でした!!
みんな!気をつけて!